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京都ドーナッツクラブのブログ

イタリアの文化的お宝紹介グループ「京都ドーナッツクラブ」の活動や、運営している多目的スペース「チルコロ京都」のイベント、代表の野村雅夫がFM802で行っている映画短評について綴ります。

イタリア

イタリアからの手紙3:「新しい文学の潮流」 カロリーナ・クートロ

こんにちは。ハムエッグ大輔です。 電子ブック元年といわれかけた2010年ですが、実際は元年というよりは零年だったのではないか、と思います。ここイタリアにおいても、結局、まだまだ iPadの普及率は低く、日常生活で出会うことはないです。とはいいつつも…

芸術は爆発だ! 本職は人間だ!

どうも、僕です。この前、京都のビブリオテーク・カフェの2階で珈琲を飲んでくつろぎながら、うららかな午後を過ごしていた時のこと。2Fの開架は雑誌が充実しているので、世界のエアライン・ステッカーについて特集したものとか、各国のコアな情報誌をぱ…

おススメの本 『遠い水平線』 アントニオ・タブッキ著

「何故あの人が死に、私は生きているのか」 数年前、幼い日を共に過ごした友人が亡くなったと聞いて、すぐさま実感など湧かず、しかし、遺影とお骨になった姿を見てはじめて、言いようのない動揺が襲ってきました。死という現前とした事実を前にしてそんな想…

『アンドレアとマルタの冒険』(IL VIAGGIO DI ANDREA PORCELLO E CAPRA MARTA ):ロベルタ・ゴルニ

長い旅から帰ってきたコウノトリの土産話を聞いた、 こぶたのアンドレア君とこやぎのマルタちゃん。 二匹はいてもたってもいられなくなって、旅に出ることにします。 しっかり長旅の準備をしたにもかかわらず おいしいお菓子のにおいに誘われてさっそくの寄…

イタリアからの手紙2:「イタリアのインディーズ・ミュージック」ラモーナ・ポンツィーニ

こんにちは。ハムエッグ大輔です。 今回はトリノ大学で日本語を専攻する傍ら、Painting Petals on Planet Ghostとして音楽活動を行うラモーナ・ポンツィーニ(Ramona Ponzini)さんに、イタリアのインディーズ・シーンについて、思いの丈を綴ってもらいまし…

マルゲリータ MARGHERITA

マルゲリータと聞いたら何を想像するでしょう? ピッツァか、花、あるいは女の子の名前? 似たような名前のカクテルもありますね。 今回は、おそらくイタリアで一番有名なマルゲリータという女性と 彼女と深いかかわりのある食べもののお話です。 孤を描く海…

イタリアからの手紙1:「イタリアの政界はどこへ向かうのか?」ジョルジョ・マリーア・カヴァリエーリ

こんにちは。ハムエッグ大輔です。 ローマに住み始めてして早5年、折角現地にいることだし、もっとイタリアからの生の声を届けようといういうことで、今回から一年に渡ってさまざまなイタリア人の友達に文章を書いてもらおうと思います。第一回目はイタリア…

ツィスティー、母子共に雑誌掲載!

どうも、僕です。ちょうど今日、僕のやってる大阪ドーナッツクラブでは、久しぶりにメルマガを発行した。イカしたイタリア文化を紹介することを中心とした僕らドーナッツの活動だが、それぞれがあちこちで独自に動いていて、そういう報告を受けるのがとても…

『まっくろくろの おばけちゃんの ぼうけん』 デヴィッド・カリ〜

まっくろくろの島に住む、まっくろくろのおばけちゃんは写真を撮るのが大好き。 でも、なんでもかんでもまっくろくろの島では写真もまっくろくろ。 キレイな写真が撮れる島に行きたい! 相棒のまっくろくろコウモリさんと一緒に船に乗って、さぁ冒険です。 …

おススメの本 『アルトゥーロの島』 エルサ・モランテ著 2010/09/20

ナポリの海に浮かぶ、火山活動によってできた観光客もほとんど訪れない小さな島。島を出て放浪する父の帰りを待ちながら、自らを産み落としたときに亡くなった母を星座のなかの女王のように憧れ、ひとり気ままに、美しい自然のなか、少年時代の王国を小さな…

アントニオ・ペンナッキ『ムッソリーニ水路』

『ムッソリーニ水路』(Canale Mussolini、Mondadori、2010)という小説で、アントニオ・ペンナッキ(Antonio Pennacchi)が今年のストレーガ賞を獲得した。 ペンナッキ(画像下)は1950年、ローマ近郊のラティーノ(Latino)という町で生まれる。50歳まで工…

『さようなら ぼくの こりす』 フルビオ・テスタ〜

作・絵:フルビオ・テスタ / 文:神沢利子 きこりが森から持ち帰った子リス。 きこりから息子へのかわいいおみやげです。 少年と子リスはすぐに仲良くなりました。何をするにも一緒。 ある日、少年と子リスは森へでかけます。 生まれた場所へやってきた子リ…

精神医療にもっと頓着しよう     (旧ウェブサイトコラム『ローマから遠く離れて』)

イタリアの高名な精神科医に、フランコ・バザーリア(Franco Basaglia)という人がいた。精神医療など門外漢もいいところの僕でもその名前と功績を知っているのは、マルコ・トゥッリオ・ジョルダーナ(Marco Tullio Giordana)監督の『輝ける青春』(La megl…

何かとてんこ盛りな昨今

どうも、僕です。担当しているFM802のNight Rambler Mondayでもお話ししましたが、今月は久しぶりの登山をしに長野へ行ってきました。燕岳に登頂し、テント泊ならではの自炊やシュラフの上でのごろごろ読書や無駄話や無尽蔵に明滅する星空の観察を楽しんだの…

シチリアのカポナータ 〜Caponata alla siciliana〜

ハイヒールのブーツが今まさに蹴り上げんとする魅惑のトライアングル、地中海最大の島、シチリア。照りつける夏の強い日差しの下、乾燥した大地にたわわに実る力強い野菜。赤、あお、黄色とあざやかな彩りで食卓をにぎわせます。そんな夏野菜を甘酸っぱいソ…

翻訳とは何か?

翻訳とは「同じことを他の言語で言うこと」だそうだ。そう言われてみると、翻訳という作業は言葉に特化したものに思えてくるが、例えば、前回扱った小説を映画化するというようなことだって、言ってみれば文字で書かれた内容を映像に翻訳しているわけである…

おススメの本 『モンテ・フェルモの丘』 ナタリア・ギンズブルグ著

最近の楽しみの一つに、河出書房新社からここ数年来をかけて刊行されている世界文学全集があります。作家の池澤夏樹さんが個人編集で選んだ20世紀後半の作品群が、ポップなカラーの背表紙で本屋に並んでいます。従来の古典作品を排したこの新しい世界文学全…

『きりのなかのサーカス』ブルーノ・ムナーリ〜

霧が立ち込めるミラノ。ぼんやりとした街をぬけて向かう先は…。霧煙る街と色とりどり楽しいサーカスという幻想的な世界を描いた作品。素材と、本というメディアの特徴を最大限に活かして表現された視覚的にも楽しい絵本です。 イタリアの絵本といえば日本で…

映画をつくる

映画と小説が強く結びつくようになったのはいつごろのことだろうか。小説を原作として映画がつくられるという関係だけにはとどまらず、脚本家が、小説を書いたり、小説家が脚本を書いたり、小説家が映画監督をしたり、映画監督が小説を書いたりしている。実…

ビスコッティ・サヴォイアルディ〜麗しき貴婦人の指の誘惑〜

アルプスを臨むモミの木の町に、白壁の城がたたずんでいます。そこにはかつて、美食家の一族が暮らしていました…。 フィレンツェでルネサンスが花ひらく14世紀のこと。ボヘミア王が馬を駆って城にむかっているという知らせを受け、城の一室では、王にささ…

かたつむりなら今からでも追いつける 〜スローフードな人生!     (旧ウェブサイトコラム『ローマから遠く離れて』)

スローフード、スローライフ、ロハス…。目まぐるしく変化を続け、猛スピードで駆け抜けていく日常に疲れた現代人に、癒しというよりは束の間の現実逃避を与えてくれる清涼感のある言葉として登場したこれらカタカナ語は、形あるものだけでなく、概念的あるい…

ローマ追想、あるいはROME NOBODY

どうも、僕です。日本対オランダ戦をドーナッツクラブの仲間たちとプラズマ越しに観戦して飲んだくれた翌日、生き残ったメンバーでふらふらと京都国立近代美術館へ行ってきた。低い低い梅雨空の下、雨の降っていない隙をついてぼんやりと美術館へ向かうのも…

おススメの本 『月とかがり火』 チェーザレ・パヴェーゼ著 

私生児として育った主人公が、貧しい養い親の元を離れ青年となり、海を渡り、世界中を次々と逃げ出すように放浪した後、財をなして育った村に帰ってきたところからこの小説は始まります。夏の休暇が終ればやがて都会の喧騒に帰っていかなければならない主人…

[「常備軍」(Standing Army) 〜日本とイタリアの意外な共通点〜

最近の民主党鳩山政権の迷走ぶりのおかげで、普天間飛行場はすっかりメディアでお馴染みになった。普天間飛行場は米軍が住民から土地を借り上げて建設した飛行場で、今日まで在日米軍の重要な拠点としての役割を果たしてきた。また、第二次大戦後アメリカは…

iPadとさるぐつわの法律

iPadが世界9カ国で同時発売され、日本でも長蛇の列ができたそうですが、ここイタリアでもその人気はすごくて、すでに10万台の予約が入っているのだとか。大手新聞社、レプッブリカ紙(la Repubblica)、コッリエーレ・デッラ・セーラ紙(Corriere della Ser…

ひねらない街

どうも、僕です。5月も最終日。今月はいろいろやりました。わけても印象に残っているのは、名古屋シネマテーク(Click!)での大阪ドーナッツクラブの上映会「アゴスティとモリコーネin名古屋」です。黄金週間中であるというのに、メンバーの誰にも縁がない…

おススメの本 『思いではそれだけで愛おしい』 ダーチャ・マライーニ著

この作品は、劇作家である五十代の女性ヴェーラが、歳の離れた若い恋人の六歳の姪である少女フラヴィアに書き続けた十六通の手紙からなっています。読み始め、まるで他人の恋文か秘密の交換日記を読んでいるような気恥ずかしい気持ちが溢れてきます。それほ…

おとぎ話の王子さまはゲイ

知り合いのグラッツィエッラが監督、主演を務めるコメディー『おとぎ話の王子さまはゲイ(訳は筆者)』(Il principe azzurro è gay) を鑑賞しました。学生街サン・ロレンツォにあるアッロ・スカーロ劇場(Teatro allo scalo) は、路面電車の線路に隣接されて…

Old Fashioned Kanta’s Cinemaaaaaaaaaaaa Italiano! オールドファッション幹太にとってのイタリア映画?〜

例えばグイード・コンティーニなる人のイタリア映画は、白黒映像がゾクゾクしちゃうだとか、あるいは光の演出が抜群とか、細いネクタイや尖がった革靴が素敵よねだとか、やっぱりネオレアリズモに限るぜだとか、そうした諸々の理由から人々を魅了しているよ…

おススメの本 『なぜ古典を読むのか』 イタロ・カルヴィーノ著 

――― 今日比較研究をやっていく場合に一番重要な課題は何かというと、文化は普通そうは考えられていないけれども、危機、クライシスに直面する技術であるということね。――― 文化人類学者の山口昌男氏のこの言葉は、作家の大江健三郎さんが、定期的に朝日新聞…

第15回日本絵本賞 読者賞を受賞して

“水おとこ”との出会いは、私にとって偶然、運命的としかいいようのないものでした。 翻訳コンクールの課題図書として私の手元にやってきた“水おとこ”は静かに私を潤 し、幸運の泉をもたらしてくれたのかもしれません。 コンクールで賞をいただいたうえに出版…

イタリアのバンド、ゼフィロ(Zephiro)日本上陸

イタリアのインディーズ・ロックバンドZephiroが4月初めから3ヶ月の間日本に滞在してライブ活動を行う。東京を中心に3日に1回はライブをする計算だから、かなりハードなものだ。Zephiroはイタリア語で「春風」とか「そよ風」という意味で、「ゼフィーロ…

トリノ・エジプト展

先週3月20日から、神戸市立美術館で、トリノ・エジプト展が始まった。 10年前の懐かしい記憶が甦り、久々にキーボードをカタカタとたたいてみる。 私が大学でアラビア語を学んでいたのだが、そのきっかけは、ベタに古代エジプトに興味があ ったからだ。 私が…

ファブリツィオ・デ・アンドレ広場

住んでいるアパートから徒歩5分のところに、ファブリツィオ・デ・アンドレ広場という名前の場所がある。広場というよりは、団地にはさまれた簡素な公園という趣なのだが、その名前は同名の歌手に由来する。ファブリツィオ・デ・アンドレ(Fabrizio de Andrè)…

おススメの本 『木のぼり男爵』 イタロ・カルヴィーノ著

多彩な作風で知られるイタリアの国民的作家であるイタロ・カルヴィーノの作品は日本でも多数翻訳されているが、今回紹介するのはこれ。 「われわれの祖先」と題された三部作のうちの一つである。 1767年、12歳のある日、家族に反逆して樹上生活を始める男爵…

物差しでは測れない心と心の距離 〜素数たちの孤独〜      (旧ウェブサイトコラム『ローマから遠く離れて』)

2008年のイタリア文学界は、ストレーガ賞を受賞した『素数たちの孤独』(La solitudine dei numeri primi、パオロ・ジョルダーノ<Paolo Giordano>、飯田亮介訳、早川書房、2009年)の話題でもちきりだった。ひとつの現象と言ってもいいくらい。2年たった…

学芸カフェ2月号更新:明日からのイベントについて

どうも、僕です。いよいよ、明日から大阪ドーナッツクラブが満を持してお届けするイタリア映画上映イベント「アゴスティとモリコーネ」in 大阪・淡路東宝2がスタートします。そこで特別上映する『天の高みへ』(Nel piu' alto dei cieli、写真下)について…

11〜14日 イタリア映画上映イベント「アゴスティとモリコーネ」、ドドンとやります!

どうも、僕です。今朝のFM802 FUNKY JAMS 802 MONDAY放送のエンディングで、何やら「大阪ドーナッツクラブ」と2・3回口走った僕です。番組のレギュラーコーナー「深夜のドーナッツクラブ」じゃないよ、なんて言いながら。はい、そこでちらっと申し上げまし…

人種差別戦線イタリア

2010年、年明け早々、カラブリア州の小都市、ロサルノでアフリカ系黒人労働者たちが、不当な労働条件を訴えて暴動を起こした。暴動自体は2日間で収まったが、事件の波紋はそれ以降も収まる様子がない。すぐさま各メディアから激しい批判を喰らったロサルノ…

おススメの本『タタール人の砂漠』 ティーノ・ブッツァーティ著

北の砂漠からいつ来るとも知れぬタタール人の襲来に備えて存在し続ける辺境の砦。 すべての色彩を失ってしまったかのようなその要塞で、三十余年を過ごし、やがて死を迎える男の物語。 軍人として栄光を望むこころと、何も起こらないまま一生が終るのではな…

先読み機能のトゥーマッチ:罪のスガタ

どうも、僕です。携帯電話の先読み機能ってありますよね。基本的にはとても便利な機能なのですが、ときどき「やりすぎだろ」って思う先読みに出くわします。昨日のことです。友人に「大阪で」と件名を打とうとしていたら、先読み候補の筆頭に「大阪でんがな…

報告が遅れましたが…

どうも、僕です。知り合いからは何度か指摘されたんですが、先週の19日(月)に、僕の写真がドドンと京都新聞に掲載されました。こちらどす。 記事にある翻訳グループというのは、イタリアの文化紹介団体として僕が主宰する大阪ドーナッツクラブのことです。…

自分の居場所 『水おとこのいるところ』

『水おとこのいるところ』 (L'uomo d'acqua e la sua fontana、2008) イーヴォ・ロザーティ著 ガブリエル・パチェコ絵 ひらいたままの蛇口から生まれた、水おとこ。 そんな水おとこに対して人々は、騒ぎ立て、捕らえようと追い回し・・・。 異世界に生れ落ち…

建築ノオト2009 9月号お目見え

どうも、僕です。スタジオOJMM(設計・研究・翻訳)が企画して学芸出版社のサイト上で展開されている「建築ノオト2009」の9月号が更新されました。「建築ノオト2009」は、学芸出版社のウェブサイト(Click!)、あるいはスタジオOJMMのウェブサイト…

イタリアの絵本『水おとこのいるところ』オンセール!!

どうも、僕です。今月半ばくらいでしたかね、ブログの翻訳紹介コーナーに新しい仲間が加わるようになったんですけど、皆さん気づいてました?よく見ると、「MASAOの翻訳」だったものが、「MASAOと大阪ドーナッツクラブの翻訳」ってなってますよね。このたび…

フィレンツェの職人技×スワロフスキー:イタリアの革ブレスレット

どうも、僕です。僕が主宰する大阪ドーナッツクラブ(イタリアの文化紹介)で運営しているオンライン・アートショップ「藝の環(げいのわ)」(Click!)では、これまで世界各国を飛び回ってネイチャーフォトを撮り続ける気鋭の写真家アレッサンドロ・ベーの…

闇は明暗を分ける (旧ウェブサイトコラム 『イタリアの小噺バルゼッレッテ』)

先日久しぶりに友人に「話がある」と呼び出され、ミナミに向かったのだが、途中で携帯の電源が切れてしまい、ひやひやしたものだった。なにせどうせ携帯で連絡がとれるからと、約束の場所とか時間とかかなり曖昧なまま向かったのだ。奇跡的に出会うことがで…

イタリア・ジャーナリズムの現在・過去・未来 その2

4月某日、今度はアウディトリウムで行われた“Le grandi lezioni di giornalismo(ジャーナリズムの大いなるレッスン)”に参加する。月に1回、著名なメディア関係者が壇上で講演をするというイベントで、最終回の今回は大手新聞社『テンポ』(il Tempo)編…

トリノと映画

どうも、僕です。僕が主宰しているイタリアの良質な文化紹介グループ、大阪ドーナッツクラブ。今日、あきれるほど久しぶりに、自分の担当するコラムを更新しました。 *ホームページからコラムをこのブログに移動しました。該当コラムはこのブログ内にありま…

映画は終わらない 〜トリノ国立映画博物館     (旧ウェブサイトコラム『ローマから遠く離れて』)

前回の冬季オリンピック開催地として日本でも名前が通りやすくなったトリノ(Torino)は、ユヴェントスとトリノというふたつのチームを有する「サッカーの街」であり、スイス人の経営者を迎えて目覚ましい回復を遂げ、昨今は同業他社との合併話で日本の紙面…