ファンシーゆず
イタリアの安くて美味しいワインを州や地域ごとに楽しむため目的で始めた「葡萄のSAKEI」。 9回目を迎えた今回は、サルデーニャ州のワイン6種類と郷土料理を楽しみつつ、サルデーニャ島に思いを馳せました。 毎回、ゲストを招いていますが、今回は、高校生の…
皆様、こんばんは。 日本各地で桜の満開情報が聞こえておりますが、いかがお過ごしでしょうか。 ドーナッツクラブからのイタリア関連のイベント・映画・書籍のご案内です。=直近のイベント= ■イタリアブックフェア 東京のイタリア文化会館で、今年も、イタ…
11/30(金)〜12/2(日)の3日間、北大阪の十三にある、第七藝術劇場にて開催された「戦争とファシズム」映画祭。 おもしろい社会をカタチするプロジェクト「AIBO−Action Incubation Box Osaka」が11/23(祝)〜12/2(日)の10日間にわたって開催した「大阪…
昨日11/4(日)、KBSラジオ京都「伊舞なおみのみんながメダリスト」に、代表野村雅夫が、翻訳家として出演しました! 実は、野村が翻訳した絵本『剣を持ったクマ』を、電子絵本として出版することになった際、ラジオに関わっている人間なので、せっかくなら…
2/4(土)から松山市のシネマルナティックで開催している「イタリア映画界の異端児 アゴスティの世界」。 2/11(土)は『アゴスティ入門』トークイベントを開催するため、ドーナッツクラブメンバーは車を走らせ、松山へ。シネマルナティックは松山市駅の近く…
横川シネマでの開催中の「イタリア映画界の異端児 アゴスティの世界」もそろそろ後半戦に突入しました。 昨日まで同じスクリーンで上映されていた『サウダージ』とあわせてご覧になっている方も多いようです。時間は少し前に戻って…12/23(祝・金)は、10時…
12/22(木)から始まった、広島・横川シネマでのアゴスティの世界。 吉祥寺の時と同じく、ポンデ雅夫、オールドファッション幹太、ファンシーゆずの3人で広島まで向かいました。 今回は私たちの他、翌日12/23のイベント「地ビールを飲みながらちゃんと考える…
吉祥寺バウスシアターで開催しておりました「イタリア映画界の異端児 アゴスティの絵世界」は、一昨日、無事楽日を迎えることができました。 お忙しい中、そして寒い中、たくさんの方にお越しいただき、誠にありがとうございました。 今回の映画祭の会期中、…
本日、12/15(木)の朝日新聞(武蔵野版)に「イタリア映画界の異端児 アゴスティの世界」についての記事が掲載されました。 朝日.comでも閲覧できるようです。 コチラからどうぞ。残りあと2日ですが、ご都合の許す限り、吉祥寺までお越しいただけますと幸い…
12/9(金)-10(土)は、「イタリア映画界の異端児 アゴスティの世界」の上映と一緒に開催したトークイベントのため、ポンデ雅夫+オールドファッション幹太+ファンシーゆずの3人で、吉祥寺まで行ってきました。 吉祥寺の商店街「サンロード」の端っこに位…
この秋から冬にかけてはアゴスティづくし! 12/3-16の2週間は、東京は吉祥寺バウスシアターにてアゴスティ回顧映祭を開催しますが、その1週間もたたないうちに、広島・横川シネマでも回顧映画祭を開催します。横川シネマ!!は、「洋邦問わず、知名度には乏し…
12/3(土)〜16(金)2週間にわたって開催のアゴスティ回顧映画祭 『イタリア映画界の異端児 アゴスティの世界』。12/9,10は上映後にトークイベントを予定しています。 12/10(土)は「日本で地獄を垣間見た大熊さんに聞く 精神病院を捨てたイタリアの現状」…
12/3(土)〜16(金)2週間にわたって開催のアゴスティ回顧映画祭 『イタリア映画界の異端児 アゴスティの世界』。 12/9(金)と10(土)にはトークショーを予定しています。弊グループの代表であり、アゴスティの著書の翻訳家でもあり、アゴスティの映像作…
9/28(水)、TBSラジオの人気番組「キラ☆キラ」(パーソナリティは小島慶子さん)でドーナッツクラブのことをご紹介いただきました。 水曜日のパートナー、ライムスター宇多丸さんが最近気になることを話されている「ペラ☆ペラ」で、代表の野村雅夫(ポンデ雅…
4/16から2週間にわたって開催中の「イタリア映画界の異端児 アゴスティの世界」。 関西だけでなく、遠く東京方面からお運びいただいた方もいらっしゃいます。 残り2日間しかありまえんが、ぜひ神戸・元町映画館へお越しください!4/28(木)の上映は、『ク…
4/16から2週間に渡って開催中の「イタリア映画界の異端児 アゴスティの世界」。 初日、代表の野村ポンデ雅夫がアゴスティ入門のトークショーを行いました。ご来場のお客様が、アゴスティ監督の生い立ち、映画制作の特徴、アゴスティ監督作品について、ブログ…
先週3月20日から、神戸市立美術館で、トリノ・エジプト展が始まった。 10年前の懐かしい記憶が甦り、久々にキーボードをカタカタとたたいてみる。 私が大学でアラビア語を学んでいたのだが、そのきっかけは、ベタに古代エジプトに興味があ ったからだ。 私が…
明後日(4月30日)から、今年も東京・有楽町でイタリア映画祭が催される。2000年の「日本におけるイタリア年」に始まったわけだから、早いもので、今年で9回目だ。今回は私たちドーナッツクラブのメンバーでは、私とポンデのみの参加となりそうだ。だって…
日本に戻って1年が過ぎた。『チネチッタ滞在記』を終了し、これからはローマという枠を取っ払ってイタリアにかかわる映画を紹介していこうと新コラムのアナウンスをしていたにもかかわらず、今日にいたるまでほったらかしの私でした。あいすみません。ポン…
紺のVネックセーター、紺のミニスカート、紺のハイソックス、紺のローファー。全身紺尽くめに合わせるシャツは藤色。日本の女子高生を意識しているとしか思えないこの取り合わせこそ、私の記念すべき35mm映画初出演(これで最後かもしれないけれど…)で着る…
読者のみなさん、お久しぶりです。ファンシーゆずが、2年のローマ滞在を終えて、大阪へ戻ってまいりました。これだけ長い間外国に暮らすのは初めての体験だったので、行きもそうだったけれど、帰りはある意味予定通りのバタバタでした。予想はばっちりして…
前回に引き続きローマ方言が満載の映画についてということで、モルタッチという言葉(「なんやねん!」あるいは「腹たつわ〜」ぐらいの意)がそのままタイトルになった映画『モルタッチ』(Mortacci、1989年)を紹介する予定だったのだが、やんごとなき事情…
2年に及ぶローマ生活もあと残り僅か。ピーカンの空の下、ローマ郊外の景色を特徴付ける巨大な松並木をぶらぶら歩いていると、後ろから「アユー! アユー!」という男性の叫び声が聞こえてきた。ローマの人は総じて声が大きいので、いちいち反応もしてられな…
最近街を歩くと、「マンロー」と声をかけられる事態によく遭遇する。 しかも、決まって幼い子どもたちか、野郎どもから。 最初はなんのことだかさっぱりわからなかった。 そもそも呼ばれているのが私なのかどうかすらわからなかった。「マンロー! マンロー…
正確に言えば、私はそこがニューヨークであることに即座に気づいたわけではなかった。 だいたい私は南北を問わずアメリカ大陸に足を踏み入れたことがないのだ。 確かにマンハッタンの雰囲気はある。 しかし決定的に何かが違う。 時代が古いことはわかる。 当…
私が来る日も来る日も通い続けているチネチッタの歴史は古い。 その成り立ちはファシズム政権時にまでさかのぼる。 映画を政治的プロパガンダの格好の道具として利用すべきだと息巻いたムッソリーニは、 1935年、ローマ郊外に巨大な撮影所の建設を計画し…
漢字だらけの免許証なんて、ここイタリアでは役に立たないのだ。 どうしたものかとうろたえるばかりの私に、 「免許証のほかに、パスポートとか持ってないの?」と再び、警備員。しまった、パスポートか… そんなものは持ってない。 正確に言えば、持ってるん…
待ちに待った土曜日がやってきた。 思えば、これで3度目の挑戦だ。 2度あることは3度あるという恐ろしい言葉もあるけれど、3度目の正直というありがたい言葉もある。 結局はどうなるかわからないということなのだけど、やれるだけやってみようと私は気持ち…
かくして、ポンデ雅夫の命により、チネチッタ・スタジオの内部に設置されている映画の大学ヌクトゥ(NUCT=Nuova universita` del cinema e televisione)へ潜入することになった私。 ヌクトゥとは直訳すれば、「映画とテレビのための新しい大学」といったと…
チネチッタ・スタジオの敷地内に映画を学ぶ学校がある。 ポンデ雅夫はどこからかそんな情報を仕入れてきた。 2005年春のことである。 私はてっきり彼が入学するもんだと思っていたので、 焼き芋をほおばりながら適当に相槌を打っていた。 するとポンデは…