京都ドーナッツクラブのブログ

イタリアの文化的お宝紹介グループ「京都ドーナッツクラブ」の活動や、運営している多目的スペース「チルコロ京都」のイベント、代表の野村雅夫がFM802で行っている映画短評について綴ります。

焼酎バーにて 3 〜ライアー・ライアー〜 (旧ウェブサイトコラム『小噺パラダイス』)

どうも、有北です。
本来の目的・・つまりは酒です。まずはこの必要以上にからからになったのどの渇きを潤さねば。
店内を見回すと、さすが焼酎バーだけあって、珍しい焼酎が目白押しだ。彼女の勧めに応じて『飲み比べ3点セット』を注文する。代金400円也。安価な割にはどれもテイストグッド。非常に満足だ。「さすが焼酎バーですね。」と店主に声をかけると、「うちは焼酎ダイニングやで。」と、厳しい一言が返ってきた。安易に心を開かないこのスタンス。まさにアメとムチ。アメとムチだ。しかしこの苦いムチがあればこそ、たまに味わえるアメの甘さが心に滲みることを、僕は既に知っている。アメは確かにテイストグッド。だが、ムチあればこそテイストもグッドなのだ。
さて「うちは焼酎ダイニング」だというこだわりは、要するに食事もちゃんと出すということらしい。酒だけではないぞと。なるほど、いいスタンスだ。テーブル脇にメニューを発見。そうだな、せっかくだからなにか食べよう。メニューの中に「鶏のからあげ」を見つけ、注文する僕。しかし、
「あっ、からあげ今日はできへんのよ。」
驚きの返答だ。
「というか、そのメニュー嘘やから。」
おばちゃんの口から、驚きの発言が続く。ょっと待ってくれ。メニューが嘘ってどういうことですか。