京都ドーナッツクラブのブログ

イタリアの文化的お宝紹介グループ「京都ドーナッツクラブ」の活動や、運営している多目的スペース「チルコロ京都」のイベント、代表の野村雅夫がFM802で行っている映画短評について綴ります。

Search for the Healing 3 〜美女と僕とのあいだには〜(旧ウェブサイトコラム『小噺パラダイス』)

どうも、有北です。
以前、とある短期バイトをしたことがあります。百貨店の化粧品売り場に、荷物を搬入するという仕事でした。荷物といっても、4人がかりでやっと持ち上がる棚とか、とにかく重量級のものばかり。完全な肉体労働です。唯一の癒しは、化粧品売り場の美人美容部員たち。とはいえ僕らの作業エリアと彼女たちの仕事エリアは完全に見えない壁で隔たっているわけです。こちらは作業用の汚いTシャツとジーンズ。既に埃まみれでかなり汚い。キラキラしたかわいこちゃんたちとは雲泥の差です。僕はさっきから何度も光に集まる蛾のようにふらふらとそちらに足がむいていたんですが、にっくき見えない壁に阻まれてどうしてもいけなかった。
ちくしょう!壁め!
しょうがなく監督の指示に従い、重労働をこなしていました。
やがて、大きな棚がトラックで届いたので、数人がかりでそれを運ぶように、との監督の指示。従順に従う僕たち下っ端。しかし、この荷物は本当にでかい。4人と言わず、7人がかりでやっとという重量でした。重さもですが、でかさもはんぱじゃない。運んでる途中、うっかりバランスを崩して、奇しくも美人たちの領域に2・3歩、足を踏み入れてしまう僕。その僕のミステイクに、監督がすかさず激昂しました。
「ばかやろう、きれいなエリアに入るな!」