京都ドーナッツクラブのブログ

イタリアの文化的お宝紹介グループ「京都ドーナッツクラブ」の活動や、運営している多目的スペース「チルコロ京都」のイベント、代表の野村雅夫がFM802で行っている映画短評について綴ります。

Search for the Healing 4 〜Headgehog’s Dilemma〜 (旧ウェブサイトコラム『小噺パラダイス』)

どうも、有北です。
頭ごなしに怒られ、反射的に『きれいなエリア』から飛びのいてしまった僕。『きれいなエリア』にいたのは正直3〜4秒ではなかったか。その瞬間はあまりの出来事にうまく頭が回らなかったが、少したって冷静に分析してみると、やるせなさが込み上げてきた。
あのときの僕は、
『きれいなところに入ると怒られる男』
のカテゴリーに属していたのだ。ちくしょう・・母親には知られたくない事実だ。
いや、たしかに理由はわかるんだけど。『きれいなエリア』には高価な化粧品など割れ物がいっぱいあるから、万が一にも損害を出さないようにそういう指示を出すのは当然だ。しかしだよ、「きれいなエリアに入るな」って言い草はないじゃないか。
『きれいなところに入ると怒られる男』
・・他になにがいる?ぱっと思いつくのは佐藤がじろうだが、佐藤も頭ごなしに怒られはしないだろう。そう考えると今にも泣きそうだった。あのときの僕が、今目の前のこのホームレスに一瞬にしてフラッシュバックした。『きれい』に憧れるホームレス。しかし、手を伸ばせば傷つける。これは、なんだ。僕はシザーハンズのジョニーデップか。ハリネズミのジレンマか。
ちくしょう!誰かに寄り添いたいよ!
僕はバルーンアートグラタンコロッケバーガーを握りしめ、家路を急いだんです・・