京都ドーナッツクラブのブログ

イタリアの文化的お宝紹介グループ「京都ドーナッツクラブ」の活動や、運営している多目的スペース「チルコロ京都」のイベント、代表の野村雅夫がFM802で行っている映画短評について綴ります。

電子レンジ (旧ウェブサイト『小噺パラダイス』)

 どうも、有北です。

 たまの日曜に朝寝を楽しんでいたところ、騒音により目が覚めました。騒音とは言っても僕は別に飛行場のそばに住んでいるとかいうわけではなく、結論から言うと、原因は電子レンジです。我が家の電子レンジ、最近、断続的に謎の機械音を発するようになったのです。普段驚くほど寝つきのいい僕が思わず目を覚ますくらいですから、そのヴォリューム、持続時間ともに常軌を逸しています。あれは実際に聞いた人間でないとわからない。ポンデ雅夫もしょっちゅう機械関係のトラブルに巻き込まれていますが、どうやら我々はそういう星のもとに生まれついてしまったようです。あっ、そうこう言ってるうちにまた機械音が。ちょっと、止めてきます。

 さて、この怪音がはじまったのはもう一週間は前になります。はじめのうちは近所の道路工事だと思っていたんですが、よくよく考えてみればどこの土も掘り返されてないし、そもそもベランダから外を見ても静まり返った夜の街が広がっているだけ。そこでふと気づいたのです。「犯人は、内部にいる」のだと。耳をすませて音源を探ってみると、どうやらキッチン回りからその音が発信されていることが判明、あえなく電子レンジは御用となりました。

 しかしこんな怪音の発信源がまさか家の中にあるなんて… まさに「灯台下暗し」。飼い犬に手を噛まれるとはこのことです。しかし犯人がわかったのはいいんですが、問題はここからの対処法だ。なんせ相手は電子レンジ。その罪を問うのは簡単ですが、その恩恵に思う様あずかっているのもまた事実。彼がいなくなればホットミルクひとつ飲むのにも苦労する僕がいます。ここは、思案のしどころだ。騒音をたてる以外は非常にいいやつなのです。捨てるのは論外として、買い換えるというのも我が家の逼迫した財政状況を考えると現実的ではありません。くそ、そうこうしているうちにまた音が。止めてきます。

 叩けば止まるのです。なんてアナログな解決法だと思いますが、実際叩けば止まるんだからしょうがない。逆に電源を抜いても音は止まないのがわからない。なんでだ。このことを友人に相談したところ、「やまない雨はないんだよ」と謎の励ましをされた。いや、たしかにそうかもしれないけどね。今のところやまないのは音なわけだから。