京都ドーナッツクラブのブログ

イタリアの文化的お宝紹介グループ「京都ドーナッツクラブ」の活動や、運営している多目的スペース「チルコロ京都」のイベント、代表の野村雅夫がFM802で行っている映画短評について綴ります。

その配慮って…、まずくないかい?

どうも、僕です。

もともと散歩好きではありますが、昨日は正午過ぎから夜8時ぐらいまで、これでもかとそぞろ歩き倒して、自分でもその無駄な脚力に唖然といたしました。

そうやってあてもなく街を歩くと、気になるものがたくさん目につくもの。昨日もいろいろあったけれど、そのひとつがこちら。

そもそも禁止されている場所での駐車はご法度です。この看板の近くにも、駐車禁止の標識があるくらい。でも、違法かつ迷惑な駐車が後を絶たないんでしょうね。住宅も観光客も多いし、いつ事故になってもおかしくない。地元住民の静かなれども消えることのない怒りが、標語の冒頭の「駐める気か」から感じられます。いいんですよ、ここまでは。標語のセンスは正直パッとしないものの、メッセージはしっかり伝わります。その意気よ!

ところが、問題は標語の後のただし書きです。「駐車される時は電柱との間をあけて」って、何ですか。駐車はダメだってきつーく言った、その舌の根も乾かぬ間に、「もしされるんだったら」ってダメですよ、その配慮。その譲歩。

そっか、歩行者の邪魔にならないようにすれば駐車していいんだってなりますから。そして、邪魔にならない違法駐車なんて、街中にはまずありませんから。

いくら、京都であっても、そこは「はんなり」してはいけないような気がしますよね。きっとこれを書いた人は、すごく優しい人なんだろうな、なんてことまで想いを巡らせてしまう始末です。

しかも、この看板自体が歩行者の邪魔にでもなったのか、歩道脇の建物の隙間に打ち捨てられている…。嗚呼、もはやわびしさを感じさせます…。思い出すだに、何だか切なくなってきました。

それでは、また非常に近い将来に。