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京都ドーナッツクラブのブログ

イタリアの文化的お宝紹介グループ「京都ドーナッツクラブ」の活動や、運営している多目的スペース「チルコロ京都」のイベント、代表の野村雅夫がFM802で行っている映画短評について綴ります。

「イタリア映画界の異端児 アゴスティの世界」回顧上映会 残すとこ後2日!!!

4/16から2週間にわたって開催中の「イタリア映画界の異端児 アゴスティの世界」。
関西だけでなく、遠く東京方面からお運びいただいた方もいらっしゃいます。
残り2日間しかありまえんが、ぜひ神戸・元町映画館へお越しください!

4/28(木)の上映は、『クワルティエーレ 愛の渦』『人間大砲』
4/29(祝)の上映は、『ふたつめの影』『快楽の園』

『クワルティエーレ 愛の渦』『人間大砲』『快楽の園』の3作品は、『ニュー・シネマ・パラダイス』『荒野の用心棒』『アンタッチャブル』などの映画音楽を手掛けたエンニオ・モリコーネが音楽を担当しています。

アゴスティ監督のデビュー作『快楽の園』の楽曲は、モリコーネがチョコレート味のジェラートと引き換えに曲を手掛けてくれたんだそうですよ。
途中で挿入されるロックサウンドは必聴!

『ふたつめの影』は、タヴィアーニ兄弟『サン★ロレンツォの夜』やフェリーニジンジャーとフレッド 』、ナンニ・モレッティの作品群を手掛けるニコラ・ピオヴァーニが音楽を担当しています。彼は今やイタリアを代表する映画音楽家のひとりですが、デビューはアゴスティの日本未公開作品“N.P. Il segreto”という作品なんです。

前回のブログでも紹介しましたが、『ふたつめの影』はイタリアが「精神病院」という制度を廃止するきっかけになった精神科医フランコ・バザーリアについての物語。
先週土曜日の上映+トークショーには、たくさんのお客様にご来場いただき、満員御礼でした!!! ありがとうございます。

トークショーでは、バザーリアの研究者でもある、松嶋健氏(京都大学人文科学研究所研究員)をお呼びして、野村ポンデ雅夫がお話を伺いました。映画の舞台となった1961年当時のイタリアの精神医療を取り巻く状況、映画で描かれている「壁を壊すという行為」を現実的・物理的に見るか、もっと広くシンボリックに見るか、あるいはその両方か、バザーリア後のイタリアの取り組みについても触れながら解説いただきました。
時間の関係から、イタリアの精神医療の現状、あるいは日本との比較までお聞きすることはかないませんでしたが、映画の上映と併せて理解を深める機会を、今後も模索していく必要を感じたしだいです。

先日のトークショーについて、ブログでまとめてくださった方がいらっしゃいましたので、リンクします。
ブログ名:Days in the Bottom of My kitchen
PRAISE - CINEMA - S・アゴスティ監督「ふたつめの影」+トーク(Click!


そのほか、アゴスティの映画を見て、マンガをお描きになった方もいらっしゃいますので、こちらもリンクします。スゴイ!

ブログ名:ユミ風呂
映画 カーネーションの卵(Click!
映画 人間大砲(Click!

映画祭のチラシと予告編は大阪ドーナッツクラブホームページ

神戸散歩と併せて、元町映画館にお越しくださいね!