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京都ドーナッツクラブのブログ

イタリアの文化的お宝紹介グループ「京都ドーナッツクラブ」の活動や、運営している多目的スペース「チルコロ京都」のイベント、代表の野村雅夫がFM802で行っている映画短評について綴ります。

イタリア映画界の異端児 アゴスティの世界@横川シネマ ①

映画 イタリア 音楽 野村雅夫(ポンデ雅夫) ファンシーゆず

12/22(木)から始まった、広島・横川シネマでのアゴスティの世界。
吉祥寺の時と同じく、ポンデ雅夫、オールドファッション幹太、ファンシーゆずの3人で広島まで向かいました。
今回は私たちの他、翌日12/23のイベント「地ビールを飲みながらちゃんと考える日本の精神医療」のときに、販売することになっていた一乗寺ブリュワリーのビールを運ぶ車に便乗させていただくことになりました。
京都を10:30に出発してのんびり西へ西へと向かい、15:30頃、広島駅の1つ西側の駅にあたる横川に到着。
京都も寒かったですが広島もかなり寒い!
到着した横川シネマでは、『サウダージ』が絶賛上映中!

せっかくビールを持ってきたので、22日も販売することに!
まずはビール販売のセッティングをして、その後、チラシを分割コピーしてポスターを手作りで作成。

そうこうするうちに、『カーネーションの卵』上映後にトーク&ミニライブで出演いただくことになっているFUNKISTのヴォーカル染谷西郷さん、宮田泰治さんが到着。

前日に、「広島Cave-Be」でライブだったFUNKISTでしたが、染谷さんと宮田さんには無理をお願いしてそのまま広島に残っていただいていたのでした。
FUNKISTは、差別・偏見・戦争・原発といった社会問題にも正面から向かい合うロックバンド。メジャーデビュー前の2008年には、9条世界会議に著名人にまじって出演し、会場の人を巻き込んだパフォーマンスを行い、加藤登紀子さんから喝采を浴びたのだそうだ。


カーネーションの卵』上映後は、FUNKIST染谷西郷さん×ドーナッツクラブ代表の野村雅夫のトークセッションがスタート。
ふたりとも1978年生まれ、外国人の母を持ち、日本で育つとう共通点が何かと多い。
染谷さんの母親は南アフリカ出身で、まだアパルトヘイトの時代だったため、異なる人種が結婚し生活することが難しかったため、父の故郷である日本で育ったそうだ。
一方、野村の母親はイタリア出身。『カーネーションの卵』が描かれている第二次大戦末期をシルヴァーノと同じく、母親も子供時代を過ごしている。祖父はパルチザンだったため、殺されるところだったのだが、運よく死んだふりをして助かったのだそうだ。

トークセッションの後は、染谷さんとギター宮田さんのミニライブ。
被爆地でもあるこの広島で、『こどもたちのそら』を歌っていただきました。感動で涙があふれてきました。

そして、その後、ライブなどでも時々している即興曲
会場のお客さんからキーワードをもらい、その言葉を全て歌詞の中に入れて曲を作っていくのだ。
お客さんから出てきたキーワードは「愛・許し・震災・ポケモン」の4つ。
これをどういう風に曲にしていくのか!?
それぞれのキーワードを無理やりにいれてくるのではなく、自然に、そして物語となって染谷さんの口から出てくるのだ。
それだけでもすごいのが、染谷さん一人ではなく、ギターの宮田さんと一緒に作曲していくのだからスゴイ!
ふたりの息がぴったり合って初めてできる曲なんだ、と思う。
染谷さんの想いがぎっしり詰まった曲に、さらに感動しました。
即興曲なのでもう二度と聴くことができない、体験できないって思うと余計に切なくなる。
会場がひとつになったひととき、すごく素敵な夜でした。
(文責:ファンシーゆず)