前回、いわゆるボローニャの旧市街地(旧城壁の内側)には、われらがチネテカ・ボローニャを含め、11の映画館があることを書きました。どうせ映画館が家から遠いのならば、そして、遠すぎて本物のスクリーンと対面できないのであれば、あくまで徹底的に遠い…
ナタリア・ギンズブルグの『ある家族の会話』には、家族の共通の記憶としていくつかの詩が出てくる。それは、偉大な詩人の詩ではなく、家族の誰かしらが面白半分でつくった言葉遊びのようなものから、幼い頃にどこかで聞きかじった詩、それも途中からは忘れ…
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