どうも、僕です。
22日のSwingin' Sundayはいかがだったでしょうか。
久米村さんに「これからは『直子先輩』と呼ぶように」というお達しをいただいただけでも、十二分にドギマギしてしまっていた僕ですが、番組内で僕の手作り料理「トリッパ(ハチノス)のローマ風煮込み」を初めて味見していただくくだりでは、ハラハラドキドキを通り越して、気が遠くなりそうでした。いや、遠くなってました。
だってねぇ、やむをえないですよ、そりゃぁ。オンエアーでよく料理の話をしているわりには、実際に僕の作ったものをご賞味いただいてなかったわけですから。
何事も、初回というのは緊張するものです。
ましてや、今回の一件だと、もし「まずい!」なんて言われようものなら、直子先輩はおろか、リスナーのみなさんの信頼を全面的に失うわけですからね。ハードルが比叡山並みに屹立していたわけですよ。
いやはや、何はともあれ、「おいしい、おいしい」とパクパク完食していただけたので、ホッと胸をなでおろしたしだいです。
そして…。
前回の放送では、実はもうひとつホッとしたことがあったんです。
それは、僕がご紹介した翻訳本のプレゼントへ、実にたくさんの方にエントリーしていただいたことです。
- 作者: シルヴァーノ・アゴスティ
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2008/06/26
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 24回
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3冊ご用意したわけですが、内心、
「応募がなくて、結局僕が持ち帰ることになるんじゃなかろうか」
と、「マエストロ・マサオ」は気が気ではなかったんです。
いやぁ、本当にたくさんのご応募、ありがとうございました。
見事に当選された方、29日にちゃんとサインをしてお送りしますね。
今しばらくお待ちください。
今回は外れてしまったというみなさま、ごめんなさい。
これに懲りずに、またのエントリーをお願いします。
さて、気がつくと僕は、ホッとホッとするあまり、とっても、あったか〜い気持ちになっていました…。
はい、こうしてすぐ噺家風になるのが僕の悪い癖です。
なにかと「うまいこと言おうと」いつも言葉遊びを考えてしまうんですよ。
わかっちゃいるんですが、これがやめられないんですねぇ。
性分なんですねぇ。
なにはともあれ、本が出ます。
26日。
つまり、あさってです。
僕の知り合いの映画監督が3年前に書いた「大人の寓話」です。
イタリアではベストセラーになったんですよ。
やさしい言葉で紡がれたこの物語は、
読むのにそんなに時間はかかりませんが、
本を閉じた後で、
瞳も閉じて、
じっくり考えてみたくなるお話です。
かわいい表紙なので、見つけたら、
ぜひ、お近くの書店で手に取ってみてください。