「イタリア映画界の異端児 アゴスティの世界」の公開2日目のイベント!
地ビールを飲みながらちゃんと考える、日本の精神医療の今後
アゴスティの作品の中に、イタリア精神医療改革の父とも呼ばれるフランコ・バザーリアを描いた『ふたつめの影』があります。
バザーリアと浅からぬ縁があり、精神医療についてのドキュメンタリーを若い頃から取り続けてきたアゴスティが、バザーリアの死後20周年を機に、詩的な映像とドキュメンタリータッチを織り交ぜた独自のスタイルで映画いています。
上映後には、代表の野村雅夫が作品のバックグラウンドを解説します。イタリアの精神医療が辿ってきた道のりを概説しながら、愕然とするほど異なる日本の事情と問題点についてご紹介します。
なぜ、地ビールを飲みながらなのか!?
実は近年、精神障害者が働ける場所として日本各地でビール醸造所が作られはじめている。
12/23は、ACT-Kの精神科医 高木俊介さんが将来的には精神障害者の就労支援につなげることを目指して、今年6月に京都市左京区に開業された、一乗寺ブリュワリーの生ビールを販売します。
開業して数カ月ですが、美味しいと評判の一乗寺ブリュワリーのビールを昼間っから飲んで、日本の精神医療を考えたいと思っています。
当日は高木さんもお越しいただけることになっています。
ACT-K:「精神保健医療福祉に変革の風を!」を合言葉に、医師、看護師、作業療法士、精神保健福祉士、臨床心理士、薬剤師など、多職種のチームが集まり、重度の精神障害者の訪問支援を行っている(24時間365日体制)。