京都ドーナッツクラブのブログ

イタリアの文化的お宝を紹介する会社「京都ドーナッツクラブ」の活動や、運営している多目的スペース「チルコロ京都」のイベント、代表の野村雅夫がFM COCOLOで行っている映画短評について綴ります。

俺たちのフィールド

どうも、有北です。
ひさかたぶりの更新です。
それにしても、ポンデ雅夫からようやくにして連絡が来て、実にほっとしています。
もしかしてともに心配してくれていた方々、どうもすいませんでした。
一時はどうなるかと思いました。やはりローマでの住まいに電脳環境が整っていなかったのが連絡がとれなかった第一の原因だったらしいのですが、電脳環境だけでなくいろいろな環境が整っていなかったらしく、ローマに渡ってから既に2回も転居したというから驚きです。はじめに住んだ部屋はなんと地下室だったらしく、あまりの劣悪な環境に即座に断念。次に移ったのは屋根裏部屋で、よく頭を天井にぶつけるとぼやいていたのも束の間、次の瞬間には新しい部屋に引っ越したと連絡がありました。というわけで、彼は渡伊してから今が3度目の住まいらしいです。ところが依然として電脳環境は不自由なようで、たまに思い出したかのように「今、ローマのコロッセオの近くのネットカフェです。最近では僕は・・」といった内容のメールを送ってきます。
しかし、「ローマのコロッセオの近くのネットカフェからメール」。
不便な生活送ってるわりにはやけにかっこいい状況だ。なんだあいつは。
残念ながら僕はイタリアに行ったことがないんです。だから、「ローマのコロッセオの近くのネットカフェ」とか聞いただけで、おい、すげえな、と思ってしまう。
なんかくやしいですね。

「ローマのコロッセオ」がかっこいいんだな。これがかっこよさをかもしだしてるのか。だって、僕ローマ行ったことないしね。当然コロッセオも生で見たことないし。だからなんか無条件にかっこいいな、と思ってしまうんだ。もっと自分に近いものに置き換えて考えてみよう、くやしいから。「ローマのコロッセオ」を僕のフィールドに置き換えてみると、なんになるんだ?・・
甲子園球場」。
これか。
そうだな。外観も似てるしな。これだな。
甲子園球場の近くの漫画喫茶からメール」。
うん、そうだな。これだな。
これだったらそんなにかっこよくない。そうだな、これだな。