京都ドーナッツクラブのブログ

イタリアの文化的お宝を紹介する会社「京都ドーナッツクラブ」の活動や、運営している多目的スペース「チルコロ京都」のイベント、代表の野村雅夫がFM COCOLOで行っている映画短評について綴ります。

やわらかパプリカ、アンチョビのせ

どうも、僕です。

先週の「幸せラジオ 乾龍介です!」では、再びアンチョビを使った料理を紹介しました。実は、番組を聴いてくれている知り合いから、あの「チョビたま」ってやつ、おいしかったんだけど、残ったアンチョビの使い方がさっぱりわからねんだよ、どうすりゃいいんだ、という苦情にも似たリクエストを賜ったんです。そうですよね。アンチョビが残りますね、どうしたって。まさか毎日ゆで卵を作ってアンチョビをのせるわけにもいかず…。

そこで、一種のアフターサービス的な発想から、第2弾に踏み切りました。

「やわらかパプリカ、アンチョビのせ」

黄や赤のパプリカを買ってきて、フォークでぶすりとさしたら、ガスの直火で焼きます。真黒にしてしまいます。それから冷水にさらして、皮をべろべろむいちゃってください。

果肉(と言うべきかわかりませんが…)だけになったパプリカを、縦にざくざく切って、笹舟みたいにしたら、そこに缶詰アンチョビのフィレをのせるだけ。

あとはオリーブオイルを上から垂らしてめしあがれ。

きれいに盛り付けてあるでしょ? 僕がやったものではありません。イタリア人の写真です。これは、他にもバジルソースやらナッツやらいろいろ載ってますね。手が込んでます。こんなのは面倒です。手抜きじゃありません。乾さんの番組で担当させていただいているコーナーは、あくまで「幸せ手抜き料理」ですから、アンチョビを載せたらできあがりです。でも、十分においしいんですよ。

ポイントは、大きくて肉厚そうなパプリカを選ぶことですね。あと、皮のむき方なんですけど、時間があるようなら、冷水にさらすんではなくて、単純に冷めるまで放っておいて、そのままつるつるむいちゃうのもありです。冷水の力を借りたのは、あくまで時間の短縮が目的です。ほんとに手抜きなんで、ぜひお試しを。

それでは皆さん、また明日お耳にかかりましょう。1314ラジオ大阪、9時すぎからの登場です。