FM802 Ciao! MUSICA 2016年12月2日放送分
『疾風ロンド』短評のDJ's カット版です。
さ〜て、次回、12月9日(金)の109シネマズ FRIDAY NEW CINEMA CLUBで扱う映画 aka「映画の女神様から授かったお告げ」は、『マダム・フローレンス! 夢みるふたり』です。あなたも鑑賞したら #ciao802を付けてのTweetをよろしく!
FM802 Ciao! MUSICA 2016年12月2日放送分
『疾風ロンド』短評のDJ's カット版です。
さ〜て、次回、12月9日(金)の109シネマズ FRIDAY NEW CINEMA CLUBで扱う映画 aka「映画の女神様から授かったお告げ」は、『マダム・フローレンス! 夢みるふたり』です。あなたも鑑賞したら #ciao802を付けてのTweetをよろしく!
FM802 Ciao! MUSICA 2016年11月25日放送分
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』短評のDJ's カット版です。
ポケモンGOを思い出さずにはいられない魔法動物の数々。1920年代のニューヨークという舞台設定の妙。そして、役者たちの名演技。以上の3点を根拠に、僕はこのファンタビ1作目を高めに評価しています。正直なところ、期待を越えてきました。
まず、魔法動物たちの魅力。ポケモンGOしかり、ドラクエしかり、ジブリしかり、成功しているファンタジーに登場する生き物たちの共通点って、バランスがうまいってことだと思うんです。地球上にいそうでいない。「なんじゃこりゃ。見たことない」ではダメなんですよ。魔法使いたちも、魔法が使える以外はほとんど人間と一緒じゃないですか。動物たちも、奇想天外な能力が備わってるけど、それ以外は、「あ、こんなのいるかも〜」だけど、実際にはいないというバランスになってる。世界中の妖怪、もののけの類、そして実在する動植物のリサーチを徹底的にしたからこそ生まれる「ファンタジックなリアリティ」が上出来。
たとえば、最初にニュートのトランクから脱走するニフラー。あの、モグラとカモノハシを足して2で割ったみたいなやつ。手に負えないいたずらっ子だけど、かわいいじゃないですか。「そのちっぽけなお腹は4次元ポケットか!」ってくらいにお金やら光り物やら集めていく様子なんて思わず笑っちゃう。「こいつ、そんな虫を食べるんかい〜!」っていう意外性のあるビーストもいましたね。あの害虫をスローモーションでスクリーンにわざわざ映し出すっていうバカっぽさ、笑うわ〜。こうした愛着が観客ごとに湧いて、それぞれの推しキャラが生まれてくるという理想的な展開ですね。
さ〜て、次回、12月2日(金)の109シネマズ FRIDAY NEW CINEMA CLUBで扱う映画 aka「映画の女神様から授かったお告げ」は、『疾風ロンド』です。最近、邦画コメディーであまりちゃんと笑えてないんだけど、大丈夫か? スベっているのはゲレンデだけにしてくれと願いつつ、あなたも鑑賞したら #ciao802を付けてのTweetをよろしく!