どうも、僕です。
スタジオOJMM(設計・研究・翻訳)が企画して学芸出版社のサイト上で展開されている「建築ノオト2009」の9月号が更新されました。
「建築ノオト2009」は、学芸出版社のウェブサイト(Click!)、あるいはスタジオOJMMのウェブサイト(Click!)からご覧いただけます。
連載後半は、京都を舞台に選んだ比較的最近の日本映画に触れながら、そのロケ地の魅力とその場所が作品に果たしている役割を考えているわけですが、今月は先月に引き続き、鴨川デルタ。
取り上げたフィルムは、井筒和幸監督の『パッチギ!』(2005年)。
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見どころは多いですが、仕事柄、僕はやはり主人公がギター片手にラジオ局に現れるシーンが大好きです。大友康平が演じるディレクターが奮ってますよね。ラジオでかけちゃいけない曲なんてないんだなんてことを言いながら、当時放送禁止(自主規制)だった『イムジン河』が流れるのを阻止しようとするプロデューサーをぶん殴ったりなんかして。破天荒というのは、まさにあのことです。
今回のコラムで書いたのは、下鴨デルタで繰り広げられるクライマックスの乱闘シーン。普段はのどかなあの場所で撮影されたのがまた面白いですよね。通るたびにあの映像が甦ります。まだ観てないなんて人は、とにかく観てみてください。
それでは皆さん、また非常に近い将来に。