さ〜て、次回、2022年4月26日(火)に評する作品を決めるべく、スタジオにある映画神社のおみくじを引いて今回僕が引き当てたのは、『ハッチング 孵化』となりました。予告を観ている時点で、「これはオシャレ怖いやつだよ!」と思って、おののいていたんです。当たってしまいました。なむさん! 「はたから見れば幸せそのもののファミリーが実は…」なパターンの物語は好きではあるんですが、これは怖そうだ… 自分の殻を破るつもりで、劇場へ出向きます。あなたも鑑賞したら、あるいは既にご覧になっているようなら、いつでも結構ですので、ツイッターで #まちゃお765 を付けてのツイート、お願いしますね。待ってま〜す!
『ナイトメア・アリー』短評
共同製作、共同脚本、監督は『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ。スタン役は、共同製作でも参加したブラッドリー・クーパー。そのスタンの運命を後半大きく左右することになる心理学博士リッターをケイト・ブランシェットが演じている他、トニ・コレット、ウィレム・デフォー、ルーニー・マーラなどが出演しています。
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』短評
原作は、トーマス・サヴェージが1967年に発表した同じタイトルの小説で、今回の映画化に伴い、初めて角川文庫から邦訳が出ました。共同製作、監督、脚本は、『ピアノ・レッスン』でカンヌ国際映画祭、女性として初のパルムドールを受賞したジェーン・カンピオンです。フィルを演じたのはベネディクト・カンバーバッチ。ジョージをジェシー・プレモンス、ローズをキルステン・ダンスト、そしてピーターをコディ・スミット=マクフィーが演じました。
『THE BATMAN ーザ・バットマンー』短評
クリストファー・ノーランが手掛けたダークナイト三部作、完結から10年。共同製作と共同脚本、そして監督を務めたのは、『猿の惑星:新世紀(ライジング)』や『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』のマット・リーブス。ブルース・ウェインには、『TENET テネット』や「トワイライト」シリーズのロバート・パティンソンが扮したほか、レニー・クラヴィッツの娘ゾーイ・クラヴィッツや、ジェフリー・ライト、コリン・ファレルなどが出演しています。
『ナイル殺人事件』短評
『ドリームプラン』短評
『偶然と想像』短評
誘惑に右往左往する男たちの姿に『道徳とは果たして何か』と宙吊りにされるのみだ。しかし、面白い映画というのはそもそもそういうものなのだ。答えは宙吊りにされ、私たちは永遠に誘惑され続ける。
誘惑されて困惑する男たちってところも含めて、この濱口さんのロメールの評価は、そのまんま『偶然と想像』にも当てはまります。はっきり言って、海外での評価を受けての逆輸入状態になっている濱口作品ですが、誰もが知るスターが出ていようがそうでなかろうが、尺が短かろうが長かろうが、予算が多かろうが少なかろうが、安定して質が高く面白いものを世に出せる濱口メソッド、あなたも今のうちに接しておいてください。特にこの作品は入門としておすすめです。